ファストリ柳井
2008年はリーマンショック、そして信用危機によって世界同時不況に陥った。株式市場は暴落し、為替は円の独歩高に。そして多くの企業の業績は悪化し、下方修正の嵐となった。そんな混乱の中でも好業績を出したのがユニクロを運営するファーストリテイリングだった。
2008年チャート


【勝ち組み】
円高とデフレ、そしてさまざまな需要減で各企業が苦しむ中、衣料品という生活必需品を安く提供するユニクロにはさほど影響がなかった。むしろ消費動向が安さを重視するようになったことが追い風となり、2008年の業績は好調。相場環境が悪い中で株価は内需のディフェンシブということで資金が集まり上昇。波乱の相場の中で上昇トレンドを描いた。

【関連銘柄】
ニトリ、セブン銀行、エービーシー・マート

ファストリが日経平均を動かしたのはこの頃が最初だったなぁ…
今じゃ日経平均はファストリ指数と言ってもいいくらいだもんな

それはちょっと大げさですが、確かにファストリに振り回されます。
それにしても2008年のあの相場でこの動き…すごいですね。

2008年の相場は酷かったが、探せばこんな手堅い銘柄もあった。
まぁほとんどが内需のディフェンシブ系だったけどな。
例えばコンビニとか家具を販売してるニトリとかな。

なるほど。
国内の生活必需品の需要はさほど変化しませんからね。
こんな酷い相場環境でも、やっぱり資金の逃げ場はあるんですね。

ニトリなんかは当時「お値段異常、ニトリ」とか言われていたな。
これからの銘柄は2008年の日経からは考えられない強さだった。
同じような相場環境になったら、こんな銘柄に資金を移さないとな。