よっしゃー
まだ相場が2008年の悪夢を忘れきれていなかった年序盤。独りでに暴騰している銘柄があった。その銘柄名はフィスコ。企業からは特に材料が発信されないのにS高を連発。いったいこの銘柄に何が起こったのか…
2009年チャート


【謎】
理由は「チョウ・ヒジュン」という謎の人物による経営参画という材料だった。この人物による買いにより株価は18日連続S高を演出。バリュークリックJの持つ17日連続S高を更新し、連続S高の日本記録となった。その後に株価は急落。一定の値は保っていたが、年後半に入ると下落トレンド入り。結局元の株価に近いところに落ち着くこととなった。

【関連銘柄】
リアルコム

開いた口が塞がらないとはこういうことを言うな。
もう何が起こっているのかワケワカメな動きだった。
毎日がS高で、株価は一カ月で10倍になった。

なんなんですかこれ?
18日連続S高って…いくらなんでもやりすぎじゃないですか?
チュウ・ヒジュンって人は何者なんです?

一応「東京・港区の43歳の男性」と当時は報道されていた。
普通の個人投資家らしいぞ。
本当かどうかはわからないけどな。

それにしたってこれはとんでもないことですよ。
経営に参画とは言ったってこんなやり方は疑問です。
結局この人はどうなったんですか?

いつの間にやら売り払ったようだ。
ちなみに同時期にこの人が大株主になった銘柄も急騰したが、
これも売り払われた。単純に急騰を仕掛けただけだろうな。

株主にとっては願ってもいない暴騰劇だったでしょうが、
株式市場は仕手株市場ではないんです。
こんなの良くないと思います。

もっともな意見ではあるが、こういうことが起きてしまうのも株式市場だ。
後はこういうものに乗るか乗らないか…
「投資は自己責任で」だな。