Ct8kfWelPxWixzg1405763115_1405763137
2010年の株式市場は世界景気の緩やかな回復によって上昇する場面もあったが、ギリシャ不安円高によって乱高下となった。年末ラリーによって1万円を回復した日経は、世界経済の更なる回復によって今年こそ本格的な上昇トレンドに入ることを期待されていた。しかしそんな期待をかき消す苦難の年になろうとは、誰もが思っていなかった。

※日経平均 2011年チャート



【嵐の前の静けさ】
日経平均は前年の年末ラリーの流れを引き継ぎ上昇。アメリカのQE2もあって、ドル円は円安傾向に向かう。鉄鋼王手の新日鉄住友金属工業が合併を発表。東証大証が合併を発表と、グローバル社会への対抗として合併話が相次ぐ。日経平均も上昇トレンドを描いていたが、3月11日(金)に流れは一変する。

【東日本大震災】
東日本大震災が金曜日の取引終了間際に発生。株式市場は一気にリスク回避の動きに動く。情報が錯綜する中200円ほどの下落でその週の取引は終了。被害の大きさによってはこの下げで地震に関して織り込んだかもしれなかった。しかし月曜の相場はさらなる大幅下落で始まることとなる。

【原発事故】
土日で地震だけではなく津波、そして福島第一原発の事故により国家的な危機に陥ることが判明。週明け月曜の株式市場はパニック的な売りで600円の下げ、そして火曜日は一時1400円下げるという事態になる。為替も保険会社が震災による被害への支払いのため円決算需要が高まるとして、ドル円は76円まで円高が進み史上最高値を更新。本来災害時に買われる建設関連も投げ売りされ、日本株からの急速なリスク回避が起こる。
08a5bc34
【今こそ日本株買い!】
しかしアメリカの著名投資家ウォーレンバフィット氏などが「今こそ日本株は買いだ」と発言するなど、震災で日本株が過度に売られているとの見方が強まると反発。原発の状況に怯えながらも復興需要を見込んで相場は上昇局面に入る。

【勢い続かず】
建設やセメントなどの復興関連、そして原発が使えなくなることを想定して代替エネルギー関連などが相場を牽引。相場も再び上昇トレンドに入るかと思われたが、8月に再び欧州不安が再燃。さらにユーロ円が100円を切る円高になるなど、日本株にとっては厳しい環境に。複数回の為替介入も空しく、日本市場は年初から17%の下落で取引を終えた。

この年は結局震災の下落分を取り返せなかったんだよなぁ…
震災の分を差し引けば年初からは動かなかった年とも言える。
まぁ円高の進行があったから一概には言えないけどな。

欧州不安もしつこいですよ。何度も何度も再燃して…
あそこはどうなってるんですか?

アメリカ以上に信用不安の影響を受けたみたいだな。
震災といい欧州不安といい、この年は大きな悪材料があった。
相場が上がりそうだったのに、押しつぶされた感じだ。

リーマンショックの時から世界景気は持ち直しているのに、
日本市場はあの時からさほど回復していません。
震災の件はありましたが、悲惨ですよ。

当時は低パフォーマンス過ぎてゴミ市場扱いだったからな。
本当に苦しい年だった