アドウェイズ
2006年、当時の最年少社長の記録を作って上場したアドウェイズ(ADWAYS)。中学卒業で就職した熱い社長が率いる同社は、インターネット広告事業という将来有望とされる事業ながらも、なかなな業績に結び付いていなかった。しかし2013年、業績面、そして2つのソーシャルアプリを追い風に、ついに新興の中心銘柄として立ち上がった。

※アドウェイズ 2013年チャート
アドウェイズ

【LINE】
LINE
2013年7月、短期筋にとって前半の取引の中心だったガンホーやバイオの勢いがなくなり、新たな中心銘柄が探されていた。そんな時「LINEに上場観測あり」という情報が伝わる。何か材料はないかと探していた短期資金は一気にLINE関連銘柄に流入し、中でもLINEと代理店契約を結んだアドウェイズは中心銘柄とされた。

【急騰とTwitter】
Twitter
LINE関連銘柄として株価は4日連続のS高となり、それまでの低空飛行から脱する。さらに買いは続き、10営業日で約4倍に上昇。その後調整局面に入るが、10月にtwitterがアメリカ市場に上場するとインターネット関連として再上昇。7月高値をあっさりと更新し、ついに初動の株価の10倍に上昇した。

【裏付け】
LINEとTwitterという両手に花の状態で急騰したアドウェイズ。しかし思惑や期待だけではなく、9月末に業績を上方修正、2013年の業績予想が大幅な増収増益であるなど、業績面でも株価上昇の裏付けがされていた。

【本番は2014年?】
短い調整はあったが、株価の年末ラリーと合わせて再上昇。12月10日に高値3345を付けるなど、上値追いの展開が続いた。2013年は高値近辺で取引を終え、2014年に期待十分の状態。2014年には上昇のきっかけとなったLINEの上場が噂されており、もし上場となれば急騰は必至。2013年の上昇は目を見張るものがあったが、アドウェイズの本番は2014年なのかもしれない。

関連銘柄
ネットイヤー、ネオス、フリービット エイチーム、メディアドゥ

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2013年後半の新興市場の中心銘柄と言えばアドウェイズだな。
7月からの大いに新興市場を盛り上げた。
この銘柄で儲かったという人は多かったんじゃないか?

もちろん調整は入っていますが、動きとしてはわかりやすかったですしね。
それにLINE上場への期待で、非常に強い買いが入っていた印象です。
ガンホーのように、2年連続で注目銘柄になってもらいたいですね。

LINE上場ならさらに急騰するだろうからな・・噂では夏ごろらしいが、要注目だ。
余談だが、アドウェイズは俺が株を初めて2回目の利確した銘柄なんだよ。
最初はSBIだったんだが、2回目って事でちょっと思い入れがある。

へ~そうなんですか。
こんな動きの速い銘柄をそんな早くに利確したんですか。

SBIの動きが小さくて、次は大きく動く銘柄に手を出したいと思ってな。
今もそうだが、アローヘッド導入前ってことで当時はもっと変な動きしてたな。
大幅高だったのに、一時間したらマイナスってことが頻繁にあった。

アドウェイズは前場と後場で動きが全く変わる事が多いですよね。
デイトレ的にはやりやすい銘柄ですが、捕まりやすい銘柄でもあります。
2014年のLINE上場がどうであれ、まだまだ人気を集めそうですね