よく聞いたキーワード
【2014年によく聞いた株式キーワード】


エボラ出血熱
エボラ
2013年12月頃に西アフリカで流行が始まり、2014年の6月から急激に感染が拡大した。約40%という非常に高い死亡率が恐れられ、多くの死者を出した。感染拡大によりアメリカやヨーロッパでも感染者が出てしまい、日本への到来も時間の問題かと思われたが、国内では感染者が出なかった。株式市場ではこれを材料に下落する場面があった一方で、富士フイルムなどの関連銘柄は上昇した。

JPX日経400
東証
日本取引所グループとその傘下の東京証券取引所、及び日本経済新聞社が共同で開発し、2014年1月6日から始まった株価指数。ROE(株主資本利益率)の高い銘柄で構成されているため、日経平均株価よりもパフォーマンスがいいとされている。日銀のETF買いやGPIF(年金運用)のベンチマークにも含まれている。11月25日には同指数の先物も上場した。

ROE
投資2
株主資本利益率の事で、企業の収益性を測る指標。海外で重要視されてきている指標で、今年はJPX日経400が同指標を重視した指数である事から日本でも注目度が高まった。

NISA
NISA
2014年1月から始まった少額投資非課税制度NISA。NISA口座での年間投資金額の100万円の運用益や配当金を非課税にする制度で、制度開始前は「個人の買いが増える」とされていた。しかしNISA口座を新たに作らなければいけない点や、投資金額100万円という金額設定、損益通算が出来ないなどなど…使い勝手の悪さが目立ち、口座開設は伸び悩んだ。また2013年の株式市場が大きく上昇したことで割安感を感じなかったのか、口座は作っても実際の取引はしないという人が多かった。

妖怪ウォッチ
妖怪ウォッチ
レベルファイブから2013年7月11日に発売されたニンテンドー3DS専用ゲームソフト。イナズマイレブンやダンボール戦機に続くレベルファイブのクロスメディアプロジェクト作品。第二のポケモンとの声が出るほどの人気となり、アニメやコミックのみならず、紅白歌合戦に出演するなど大ブームとなった。クリスマス前には同作品の関連商品を買い求めるリアルサンタクロースが多数発見された。

ロシア
怖いプーチン
今年、世界で一番話題になった国といえば間違いなくロシアだろう。冬のソチオリンピックがあった一方で、ウクライナをめぐり欧米と対立(クリミア危機)。一部の国からの経済制裁や原油価格の急落を受けて景気が悪化。同国の通貨ルーブルや株価は急落し、2014年はロシアにとって激動の一年となった。

消費税
税金
4月1日から消費税が5%から8%に引き上げられ、財政再建や年々増加する社会保障の財源に充てられる事となった(本当はもっといろいろなものに使われる)。しかし懸念されていたように増税後に景気は低迷。景気回復を第一に掲げる安部政権とは間逆の事態となり、2015年10月からの再引き上げ(8%から10%)は延期されることとなった。

GDP
分析
国内総生産の事で、数ある経済指標の中でも一番重要と言ってもいい指標。特に今年は7~9月期のGDPが来年に控える消費税の増税、また噂となっていた解散選挙のトリガーになっていたことから注目された。11月17日に発表され、結果は予想2.0%増に対して1.6%減となり、安部総理は消費税の増税の延期と衆院解散を発表した。

解散選挙
安部総理
11月19日、消費税の増税の延期を決めたことで、安部総理は21日に衆院の解散を発表。小泉政権が2005年に行った郵政選挙の再来との声もあり、当時のような株価の上昇が期待されたが、大きな上昇とはならなかった。

黒田バズーカ (第二弾)
黒田バズーカ
2013年の4月4日、アベノミクス第一の矢である金融緩和が黒田日銀総裁の下で行われた。物価プラス2%を目標としていたが、消費増税や原油価格の下落を受けて物価はなかなか上がらず、10月31日、日銀は再度の金融緩和を実行。大方の予想よりも早いタイミング、かつ大幅な緩和に市場は驚き、株高と円安が進行した。

円安
為替取引
アメリカの金融緩和が終了する一方で、日本では黒田バズーカ第二弾(追加金融緩和)が行われた。ドル円を中心に為替市場では円安が進行。年初105円だったドル円は7年ぶりに120円台を突破するなど、2013年に続き円安の年となった

アリババ
アリババ
中国電子商取引の最大手アリババが9月19日にNY証券取引所に上場した。公開価格68ドルに対し、初値はそれを大幅に上回る92ドル。時価総額は25兆円相当で、世界的にも過去最大規模のIPOとなった。日本では同社株式を約30%保有しているソフトバンクなどが関連銘柄として物色された。

LINE
LINE
韓国のIT企業ネイバーの日本法人、LINE株式会社が提供するメッセージアプリLINE。2014年に日本市場への上場を目指していると報じられ、スマホアプリで関連する銘柄などが物色された。ソフトバンクが上場前のLINEを買収するなどの怪情報が出たりと、前半の株式市場を大いに盛り上げたが、9月22日、「適切な時期ではない」として唐突に年内の上場を断念。関連銘柄から一気に資金が抜ける事となった。

凛として
パンチ
省エネ関連事業を手がけるエナリスが一部WEBサイトから粉飾決算を指摘された時、社長の池田元英が同社のHPで公表した反論文のタイトル。社長のポエムのような文章と特徴的なタイトルからエナリス象徴する言葉となった。またトレーダーの間では株式市場における様々な怪しい事柄に対しても使われた。後にこの社長も凛として粉飾に関わっていた事が発覚する。ちなみにこの「凛として」の本文はエナリスのHPから削除された。

観光
爆買い
観光は新たな成長分野として、10年前から「年間の訪日外国人旅行者1000万人」を目標にさまざまな取り組みが行われてきた。その甲斐あって2013年に1000万人を達成。2014年は円安もあって更なる増加が予想され、観光関連の銘柄に資金が流入。これらの銘柄は力強い上昇を見せる年となった。2014年の訪日外国人旅行者は1300万人に到達し、2020年の目標2000万人に着実に近づいている。

GPIF(年金)
GPIF

2013年から運用比率の大幅な見直しが議論されていた年金運用(GPIF)。株式の比率を上げる方針に、株式市場では「年金の買いが日本市場を押し上げる」と盛んに話題にされていた。実際に年金の買いと思われる買いは入り、2014年の株式市場の上昇に一役買ったようである。ちなみにトレーダーの間ではこの年金の買いを「年金砲」、日銀の買いを「日銀砲」などと言う。

ロボット
サイバーダイン
2014年3月26日に上場した介護・医療用ロボット(パワードスーツ)を手掛けるサイバーダインが東証マザーズに上場。これを機に市場では安川電機などロボット関連銘柄が物色され、新たなテーマとして市場に定着した。またソフトバンクが6月5日に少し気味の悪いコミュニケーションロボットPepper(ペッパー)を発表した。

STAP細胞
ウソつき集団
刺激惹起性多能性獲得細胞(Stimulus-Triggered Acquisition of Pluripotency cells)の事で、1月に理研の小保方晴子ユニットリーダーらが共同で発見したと発表した。生物学の常識をくつがえす大発見とされ、株式市場では一部バイオ関連銘柄が急騰した。しかし論文にさまざまな疑問点が見つかり、科学誌のネイチャーは論文を撤回。12月にはSTAP細胞について調査を進めてきた理研が「STAP現象の確認に至らなかった」「STAP細胞はES細胞の混入によって説明できる」とし、STAP細胞に関する論文はほぼ全てが否定された。

水素自動車
電気自動車
ガソリンからハイブリッド、そして電気と歩んできた自動車に、2014年は新たに水素が加わった。トヨタ自動車が11月18日に世界初の市販型燃料電池車(FCV)「ミライ」を発表。これを受けて岩谷産業などの関連銘柄が物色された。2015年には自動運転車両を開発するZMPの上場が噂されており、自動車セクターは新たな展開を見せている。

原油安
原油下落
リーマンショックで付けた30ドル台前半の安値以降、新興国を中心とした旺盛な需要もあってWTIの原油価格は100ドル付近で安定した動きとなっていた。しかし中国の景気減速やロシアの景気悪化、さらにサウジアラビアが減産に応じないなどの理由から、10月あたりから価格が急落。一気に50ドル付近まで下落し、関連企業の株価も大幅下落となった。日本の経済にとっては助かる話だが、株式市場ではアメリカ市場の下落に釣られて原油価格の下落を悪材料視する事が多かった。


今年からキーワードもまとめる事にしました
銘柄だけではなくて、キーワードも重要ですからね

日本市場ならではのキーワードが目立つな
数年前は海外のキーワードばかりだった気がするぞ
それだけ国内事情に左右されるようになったんだな

いい事ばかりでもないですけどね
それにしても今年は印象深いキーワードが多かったと思います
濃い相場だったことを表していますね

上下に激しく動いた年だったからな
皆さんはどんなキーワードが印象に残っているだろうか
そして2015年はどんなキーワードをよく聞く事になるんだろうな